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お知らせ

2021.04.01 お知らせ

笑顔咲く ありのままの自分と 手をつなごう

先日、仙台市で桜の開花が発表されました。

咲き誇る満開の桜と薫風が世の中の沈んだ空気を吹き飛ばしてくれますように。そんな願いが湧水のように込み上げます。

たくさんの木々や花も芽吹き、鳥や動物たちの鳴き声も聴こえ、色とりどりの世界が広がる。

その光景に希望が満ち溢れます。

願いと希望は笑顔。笑顔は花。

てとて保育園でも、色とりどり、たくさんの子どもたちの笑顔の花が咲いてほしい。それが園長としてのわたしの願いです。

 

「笑顔咲く ありのままの自分と 手をつなごう」

 

今年度、てとて保育園は姉妹園である「はやて保育園」と合同理念を高く掲げ、新しい一歩を踏み出すことになりました。

「笑顔咲く」は文字通り、たくさんの笑顔が園内に咲き誇る光景を表しています。子どもたちがのびのび過ごしている笑顔。そんな子どもたちの姿に温かい眼差しを向ける保護者様と職員たちの笑顔が行き交う保育園を目指します。

 

「ありのまま」とは、人間本来の自然で素直な心の在り方を指します。子どもひとりひとりは異なる個性と資質を抱えて生まれてきます。それは大人の都合によって変えられるものではありません。そのことを「ありのまま」に尊重し、主体性を育むことが大人の責任です。

「ありのまま」の心がありのままに育まれることによって、子どもの中に「自己肯定感」が芽吹きます。

健康な心身。みずみずしい感性。感謝と思いやりの品性。

自己肯定感は子どもの中に潜むありのままの資質を自ら引き出し、人間力という形に磨き上げます。子どもは人間力という何色もの色鉛筆を使って、真っ白な紙にお絵描きをするように、自分の未来を描いていきます。

自己肯定感を持つ子どもは「人とのつながり」を肯定し、健全なコミュニケーションに長けた人間として育ちます。「手をつなごう」は、まさに子ども同士、保護者様や地域の方々、職員とのつながりを意味します。

手と手のつながりは、心のつながり。

温かい手がみんなを助け、みんなを支え、みんなを安心させてくれます。姉妹園である「はやて保育園」と同じ理念のもとにつながり、子どもの未来のために手と手を取り合い、歩んでいきます。

てとてにご縁があり出会われた方、これから出会う方、すべてが運命の出会いです。その大切な出会いに感謝をしながらも、お預かりする使命感と責任の重さを感じております。長い時間を過ごす保育園だからこそ保護者様やお子様にとって何よりも安心で、安全な場所でなければいけません。子どもたちのこの瞬間、子どもたちの芽を焦らず、逃さず、伸ばし、丁寧な丁寧な関りを行って参ります。

本日、2021年度がスタート致しました。本年度も「てとて保育園」をどうぞよろしくお願い致します。

園長 佐々木 紀子